世界各地での1997年ワールド・ウェットランド・デイの取り組み
1997年のワールド・ウェットランド・デイに世界中で催された取り組みについて,ラムサール条約事務局のホームページ[
http://iucn.org/themes/ramsar/w.n.wwd_update1.htm
]にレポートされています -- 私たちの取り組みも紹介されています.
それによると,次の25ヶ国でさまざまな取り組みが行なわれました:
米国領サモア,オーストラリア,バングラデシュ,ボリビア,カナダ,中国,マケドニア,ホンコン,インド,インドネシア,アイルランド,日本,ケニア,マレーシア,ネパール,パキスタン,フィリピン,スペイン,スウェーデン,タイ,トリニダッド・トバゴ,チュニジア,トルコ,ウガンダ,英国,ベネズエラ.
米国は5月がナショナル・ウェットランド記念月間なので2月は特に取り組みは行なわれなかったようです.
わが国では,私たちの取り組みのほか,釧路市博物館が釧路湿原でのウェットランド・ハイキングや釧路湿原写真展を開催しました.
各国での主な取り組みを紹介してみましょう.
英国ではWWDを記念して新しいラムサール条約登録湿地を指定しました.
一般対象の講演会・公開討論会やビデオ・スライド・ポスター等を用いたセミナー・フィールドワーク (オーストラリア,バングラデシュ,ボリビア,カナダ,マケドニア,インド,日本,ケニア,マレーシア,ネパール,パキスタン,フィリピン,タイ,チュニジア,ウガンダ)
学校での特別授業 (トリニダッド・トバゴ)
水鳥カウント (ネパール)
ウェットランドが分けてくれる恵みの展示会 (ウガンダ)
マスコミによる記念番組・特集紙面 (米国領サモア,オーストラリア,ボリビア,中国,マケドニア,インドネシア,アイルランド,ネパール,パキスタン,スペイン,トルコ,ウガンダ)
環境関係の大臣や自治体首長等からのメッセージ (カナダ,インドネシア,ネパール,トルコ,ベネズエラ)
ウェットランドに関するエッセイ・アート・写真等のコンテストや講習会 (オーストラリア,ホンコン,インドネシア,日本,トリニダッド・トバゴ,ネパール)
記念出版物 (オーストラリア,ネパール)
さて,1998年以降のワールド・ウェットランド・デイにはどんな取り組みがあるでしょうか? 読者のみなさまからのご要望やアイデアがありましたら,ぜひお教えください.担当の宮林 泰彦[yym@mub.biglobe.ne.jp]までお願いします.
宮林 泰彦,雁を保護する会,97/07/21