- この日,宮城県北部の水田地帯で記録されたのは
マガン 15,249 羽 ヒシクイ 1,603 羽 でした.
このほかにオオヒシクイが花山湖や蕪栗沼で記録されました.
- その雁たちが利用している水田地帯が赤く塗られています.
ひと区画の幅は約1kmです.
- 北は県境をこえた岩手県花泉町や金成町・栗駒町,南は吉田川流域の大和町や旧北上川流域の河南町,そのあいだの北上川より西側:鳴瀬川・江合川・旧迫川・一迫川・二迫川・三迫川の流域の水田地帯,最も西は宮崎町まで,たいへん広範な地域に分散していました.
- 雁たちは,伊豆沼・内沼や長沼,蕪栗沼,化女沼といった湖沼を夜のねぐらに利用し,日中にこのようにみやぎの水田地帯を利用して暮らしています.豊かな水田地帯がひろがるみやぎの環境が,このようにたくさんの雁たちのくらしを支えていることがわかりました.
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