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参加地情報シート 米子水鳥公園2001/06/10 |
基本情報 |
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1. 日付: |
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記入: 2001年06月10日 |
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2. 国名: |
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日本国 |
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3. 生息地名: (○印:正式登録名) |
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日本語表記: 米子水鳥公園 |
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4. 緯度経度: |
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35°26'N, 133°17'E |
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5. 標高: (平均値および/または最高と最低) |
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最高 8.0 m / 最低 2.5 m |
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6. 面積(ha): |
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28.8 ha |
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7. 概観: |
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干拓堤防に囲まれたつばさ池を中心とした自然保護区、コハクチョウの西日本最大の越冬地であり、日本集団越冬地の南限でもある。オナガガモ、ホシハジロなどを含め1万羽を越すガンカモが飛来する。 |
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8. 湿地タイプ: (分類:ラムサール条約 湿地タイプ) |
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より優占するタイプから順に:
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9. 参加理由: (参照:参加基準) |
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10. 地図の添付の有無: |
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11. 記入者氏名・住所: |
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神谷 要 (かみや かなめ) |
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追加情報 |
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12. 参加基準の説明: (参照:参加基準) |
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13. 位置情報: (最も近い大きな町や行政的位置も含みます) |
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鳥取県 米子市。人口 130,000人。 |
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14. 物理的特徴: (例:地質と地勢,起源,水文,土壌の型と化学組成,水質,水深とその変動および恒常性,潮の干満の状況,集水域,下流域,気候) |
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農水省の中海干拓事業は1968年より始まった。この干拓によって中海に生息するハクチョウはネグラを失い中海周辺の干拓地を転々生息地を移動した。最後の干拓地となった中海東岸の彦名干拓地(鳥取県米子市)では、干拓未了地として残っている湿地を保全しようと市民運動が盛り上がり、これを受けて米子市が干拓地の一部をそのまま買い上げ、水鳥の生息地として保護したのが本公園の始まりである。 |
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15. 水文学的価値: (地下水の流出入,洪水調節,沈殿機能,海岸の侵食防止など) |
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雨水のみを水源としており、水位調節には、排水路を板で止めるしか、調節法はない。また、近年に造成した干拓地であるので、年に十数cm程度の地盤沈下が進行中である。 |
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16. 生態学的特徴: (主要な環境と植生タイプ) |
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池には、汽水性の植物リュウノヒゲモ Potamogeton pectinatas L. が一面に生えている。その他、ツツイトモ Potamogeton Panormitanus Biv. やオオクグ Carex rugulose Kukenth、カワツルモ Ruppia maririma L.、イトクズモ Zannichellia palustris L.、イバラモ Najas marina L. などの汽水性植物が繁茂する。 |
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17. 注目すべき植物相: (例えば固有種・絶滅危惧種・生物地理学的に重要な植物種など) |
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日本のレッドリスト(環境庁 1997)の絶滅危惧汽水性の植物 Potamogeton pectinatas L. (VU)が一面に生えている。 |
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18. 注目すべき動物相: (例えば固有種・絶滅危惧種・生物地理学的に重要な植物種などを生息数も含めて) |
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シルビアシジミ Appesus japonicus (CR+EN) とコオイムシ Zizina otis emeliina (NT) が園内で確認されている。 |
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19. 社会的・文化的価値: (例えば漁業,林業,信仰上の意義など) |
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20.土地所有状況: |
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(a) 生息地内 公有地 28.5 ha |
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(b) 周辺地域 全て国土交通省所管の湖岸堤防となっている。 |
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21. 現在の土地利用状況: |
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(a) 生息地内 周辺の中海と合わせて全域が国設鳥獣保護区となっている。 |
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(b) 周辺地域・集水域 生息地周辺は、中海国設鳥獣保護区に設定されている。 |
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22. 生息地の生態学的特徴に対して負の影響を及ぼす要因: |
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(a) 生息地内 ヨシ原拡大による池面積の減少、及び、池の浅底化によるネグラ水面の消失。 |
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(b) 周辺地域
周辺の農地の宅地化による騒音・夜間の光の害。鳥類越冬期における周辺自治体での花火大会など。 |
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23. 既存の保全方法: (保護区域の設定,保全方法,保全計画の有無・履行など) |
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国設鳥獣保護区、米子市都市公園条例。 |
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24. 提案されているもののまだ実施されていない保全方法: (例えば,準備中の保全計画,保護区設定の提案など) |
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ラムサール条約登録湿地への登録について米子市議会で審議。 |
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25.現在の科学的調査と設備: (例:現在のプロジェクト内容,調査ステーションの有無など) |
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ハクチョウのアルゴスシステムを使った渡り調査の他、霞網、ガンカモ類捕獲ゲージを用いて、鳥類標識調査に協力している。 |
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26. 現在の自然教育活動: (例:ビジターセンター,観察施設,情報リーフレット,環境教育素材など) |
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27. 現在のレクリエーション・ツアリズム: (レクリエーションやツアリズムによる利用状況,そのタイプや利用者数など) |
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米子水鳥公園などによる自然観察会、手作り自然全教室、子供クラブ、環境管理作業など。 |
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28. 管轄: ((a)生息地の範囲の所轄行政機関, 例:都道府県,郡,市町村. (b) 保全のための機能の所轄行政機関.例:環境庁,農水省.) |
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(a) 生息地の範囲の所轄行政機関
(b) 保全のための機能の所轄行政機関
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29. 参加主体/管理団体: (日本の参加地の場合は地方自治体/生息地の保全・管理に直接的に責任を負う地域の団体の名称と連絡先) |
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米子市 経済部 観光課 |
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30. 参考文献: |
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31. 添付資料リスト: |
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ご質問・お問い合わせはフライウェイオフィサーまでお願いします: 国際湿地保全連合日本委員会 ガンカモ類フライウェイオフィサー 宮林 泰彦, 989-5502 宮城県 栗原郡 若柳町 字川南南町16 雁を保護する会 TEL&FAX 0228-32-2592 / E-mail: yym@mub.biglobe.ne.jp. 2002年4月1日掲載. |