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参加地紹介 ウトナイ湖北海道 |
ウトナイ湖は、北海道中央部の勇払川流域にある周囲約9kmの淡水湖です.42°42'N,141°43'E.登録地の範囲は,周辺の湿性の草原及び林を含めた510haで,1991年にラムサール条約に登録された範囲です.
ロシア極東部に繁殖し日本に越冬するガンカモ類の渡りの中継地として重要な湿地です.マガンは、近年特に春季北上のためにウトナイ湖を利用する個体数が増加し、1996年の3万羽から2001年春季には5万羽まで増加しています(東アジア個体群の約30%).マガンはウトナイ湖をねぐらとして利用し,勇払川流域から千歳川流域の農耕地へでかけて採食します.
亜種オオヒシクイが900羽程度,オオハクチョウとコハクチョウもそれぞれ500羽程度の群れが定期的に渡来します.亜種オオヒシクイは東アジア個体群の1%をこえる数です.彼らはウトナイ湖をねぐらとしても採食地としても利用します.またオオハクチョウの一部は約300羽程度まで冬期間を通して生息します.
以上のようにウトナイ湖は2万羽以上のガンカモ類を支え(基準1),マガン,亜種オオヒシクイの2個体群の1%以上を支えています(基準2).
* | 東アジア地域のガンカモ類の個体群の現状, 『世界の水鳥の個体群推定 第3版』(国際湿地保全連合 2002). |
これまで記録されているガンカモ類は34種あり,そのうち25種が定期的に渡来します.そのうち保護の優先順位の高いとされる種については亜種オオヒシクイ(上記のとおり),亜種ヒシクイ(100羽),マガン(上記のとおり),ハクガン(1998年以降秋・春季に2〜4羽)が定期的に渡来します(基準3).
重要生息地ネットワーク参加団体/管理組織:
苫小牧市 環境衛生部 環境生活課
053-8722 苫小牧市 旭町4丁目5−6
TEL 0144-32-6111
FAX 0144-33-0474
参加地の観察・教育・保全施設:
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参加地に関するリンク:
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参加地での活動:
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「東アジア地域ガンカモ類保全行動計画」は「アジア・太平洋地域渡り性水鳥保全戦略」に基づく取組みのひとつです.「東アジア地域ガンカモ類重要生息地ネットワーク」は「行動計画」のもとにガンカモ類にとって国際的に重要な生息地の保全を効果的に進めるための国際協力プログラムです.これらの取組みは国際湿地保全連合が調整しており,ガンカモ類に関する活動を監督し補佐するための作業部会「ガンカモ類ワーキンググループ」がアジア太平洋地域渡り性水鳥保全委員会に設置されています.東アジア全域の活動の推進のためにフライウェイオフィサーがおかれ,また日本国内での活動を推進するために国内コーディネーターがおかれています. 日本国内での活動等についてのご質問・お問い合わせはガンカモ類 国内コーディネータまでお願いします.連絡先のページへ. 東アジア地域全体にかかわるご質問・お問い合わせはフライウェイオフィサーまでお願いします.連絡先のページへ. |
2002年4月24日掲載, 2004年6月18日更新.