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東アジア・オーストラリア地域渡り性水鳥重要生息地ネットワーク(ガンカモ類)支援・
鳥類学研究者グループ:JOGA 第22回集会
企画者 〇澤 祐介、嶋田哲郎、牛山克己 、神山和夫
2018年9月15日(17:00-19:00),新潟大学 五十嵐キャンパス
日本鳥学会2018年度大会 自由集会W12会場B351
東アジア・オーストラリア地域渡り性水鳥重要生息地ネットワークは、ガンカモ類とその 生息環境の保全を進めるネットワークとして、1999 年に発足した国際協力プログラムであ り、現在は東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップのガンカモ類作 業部会として引き継がれている。JOGA は、このネットワークへ鳥学的な観点から研究者が 支援するために立ち上げられ、これまで様々なテーマを取り上げてきた。
近年、ガンカモ類を含む渡り性水鳥は、温暖化や海外での大規模な開発、狩猟など様々な 要因により減少が懸念されている。これらの渡り性水鳥の現状把握や保全のためには、国際 的な協力が不可欠であり、今後その重要性はますます高まると思われる。そのため、日本に おける調査研究が東アジア・オーストラリア地域の研究や保全の進展にどのように貢献し ていくのかを考えることは非常に重要である。
そこで今回の集会では、ガンカモ類調査研究における近年の国際協力について、東アジア 全体での流れとそれに対する日本の研究者の協力・貢献や、日本の研究者が関わる国際的な 共同研究の事例を報告する。総合討論では本集会の参加者とともに、国際的な調査・研究・ 保全についてその重要性や魅力、日本の研究者による貢献について議論したい。
[講演要旨 ⎘]
「東アジア・オーストラリア地域におけるガンカモ類研究の国際協力の 流れと保全への提言」
牛山克巳(宮島 沼水鳥・湿地センター)
[講演要旨 ⎘]
「東アジア全体での個体群動向把握とモニタリングデータの活用」
神山和夫(バードリサーチ)
[講演要旨 ⎘]
「コクガンにおける国際共同調査の立ち上げ」
澤 祐介(バードライフ)
[講演要旨 ⎘]
「国後島におけるガンカモ類調査協力体制の構築」
嶋田哲郎(伊豆沼・内沼環境保全財団)
[講演要旨 ⎘]
「中部千島列島の繁殖地域(シャシコタン島)で初めて発見・撮影された26 羽のシジュウカラガン」
呉地正行(日本雁を保護する会)
「総合討論・まとめ」
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URL: http://www.jawgp.org/anet/jg024.htm
2018年9月13日掲載
JOGA.